米国株

特徴的なティッカーシンボルを紹介!株価との関連性についても解説

ニューヨーク株式市場のチャート

米国株を取引しているとよく聞くティッカーシンボル。日本株は各銘柄に証券コードが与えられますが、米国株はアルファベットでティッカーシンボルが付けられます。

ではティッカーシンボルはどのように付けられているのでしょうか?

そこで今回はティッカーシンボルの付け方をご紹介します。
株価との関連性についても解説していきますので、ぜひご覧ください。

ティッカーシンボルってなに?

銘柄一覧の電光掲示板
ティッカーシンボルとは、日本株でいう銘柄コードのことです。日本株は数字4桁で銘柄コードが付けられていますが、米国株はアルファベット1~5文字でティッカーシンボルが付けられています。

ティッカーシンボルは一見覚えにくそうですが、会社名や会社の代表的な製品などから付けられることも多く、実は覚えやすかったりするのではないでしょうか?

たとえばスポーツ用品のナイキは「NKE」となっています。一方iPhoneやMacのAppleはティッカーシンボルが「AAPL」です。

日本株の場合は数字4桁の銘柄コードであるため、銘柄と会社名が結びつかないことが多いかと思います。その点、米国株のティッカーシンボルは、会社名やブランド名など関連するワードを付けるため覚えやすいといえるでしょう。

またティッカーシンボルは、上場している証券取引所によって以下のように特徴があります。

ニューヨーク証券取引所
(NYSE)
アルファベット1~3文字
ナスダック市場
(NASDAQ)
アルファベット4文字以上

上記のようにティッカーシンボルの文字数によって、どこの市場に上場しているかを知ることができます。つまりティッカーシンボルが4文字以上あれば、ハイテクやIT関連の企業が多いナスダックに上場し、3文字以下であれば世界で最も時価総額が大きいニューヨーク証券取引所に上場しているということになるのです。

では早速、米国株の特徴的なティッカーシンボルを紹介していきます。

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ティッカーシンボルの紹介

ニューヨーク証券取引所
ティッカーシンボルを紹介していくにあたり、以下の3つに分けて見ていきたいと思います。

  1. 会社名の略称を表すティッカーシンボル
  2. ブランド名や代表的な商品を表すティッカーシンボル
  3. 関連事業を表すティッカーシンボル

では様々なティッカーシンボルを見ていきましょう。

①会社名の略称を表すティッカーシンボル

最初に最も連想しやすい、会社名の略称を表すティッカーシンボルを見ていきましょう。

AMZN ECサイト・クラウドサービスの「Amazon」
FB SNS流行の先駆け「フェイスブック」
BABA 中国最大手のIT企業「アリババ」
KO ご存知コカ・コーラ
SBUX 全世界に展開するコーヒーチェーン「スターバックス」
GS 世界で最も大きい投資銀行「ゴールドマンサックス」
DIS ご存知ウォルト・ディズニー
NFLX ネット配信最大手「ネットフリックス」
TIF 宝石・装飾品のティファニー
GPRO 撮影機材の「GoPro」
NY アメリカの新聞社大手の「NYタイムズ」
BUD ビールの「バドワイザー」

ここで紹介させて頂いたティッカーシンボルは、何となくどこの会社が連想できるのではないでしょうか?

会社名からティッカーシンボルが付けられているため、銘柄表に載っていればすぐにどこの企業かわかることも多いでしょう。中にはゴールドマンサックスのように、普段から「GS」と略すことがあるティッカーシンボルもあります。

では続いてブランド名や会社の代表的な商品を表すティッカーシンボルを見ていきましょう。

②ブランド名や代表的な商品を表すティッカーシンボル

ブランド名や代表的な商品からティッカーシンボルが付けらている銘柄も多くあります。

GOOG Googleの親会社「Alphabet」
CRM 顧客管理システム(CRM)を提供する「Salesforce」
ADHD ADHDの治療薬を開発する「アルコブラ」
CAR レンタカー事業の「エイビス・バジェット・グループ」

意外と知られていないことが、あのGoogleが「Google」という会社名で上場していないことです。

GoogleはAlphabet社の傘下の企業であり、「Alphabet」という会社名で上場しています。そのためAlphabet社の代表ブランドである、Googleから付けた「GOOG」がティッカーシンボルとなっています。

では最後に少し連想しにくい、何かの関連事業から付けたティッカーシンボルを見ていきましょう。

③関連事業を表すティッカーシンボル

関連事業を表すティッカーシンボルは、先ほどに比べて連想しにくいかもしれません。

BONE 移植骨製品の製造の「Bacterin International Holdings, Inc.」。「BONE」は骨という意味から
BID オークション事業の「サザビーズ」。Bidが入札という意味から
DNA 遺伝子(DNA)分析などのバイオベンチャー「ジェネンテック」
EARS スイスのバイオ医薬品会社「オーリス・メディカル・ホールディングス」。内耳障害の治療のため、新規製品の開発に注力
OO アパレルメーカーの「オークリー」。ティッカーシンボルの「OO」は主力製品のサングラスの形をモチーフに
EAT レストランチェーンの「Brinker International」。「EAT」食べるという意味から

関連事業から付けられたティッカーシンボルは、特徴的なものが多いです。中でもアパレルメーカーの「オークリー」は、主力製品のサングラスの形をモチーフに「OO」がティッカーシンボルになっています。

関連事業からティッカーシンボルを付けるというのは、アメリカらしいといえるかもしれません。

そして特徴的なティッカーシンボルを付ける銘柄は、パフォーマンスが良いというデータもあります。以下で詳しく見ていきましょう。

特徴的なティッカーシンボルの銘柄はパフォーマンスが良い?

株を楽しむ女性
特徴的なティッカーシンボルの銘柄を集めたポートフォリオと市場平均を比較したところ、前者の方がパフォーマンスがよかったという研究結果があります。以下のグラフをご覧ください。

ポートフォリオのパフォーマンス比較1984〜2008

引用元:MIND MATTERS NEWS

グラフの「clever-ticker Portfolio」が、特徴的なティッカーシンボルを組み入れた銘柄、「market Portfolio」が市場平均です。上記のグラフは1984年から2008年の少し古いデータになりますが、「clever-ticker Portfolio」のパーフォーマンスが「market Portfolio」を大きく上回っていることが確認できると思います。

そして2006年から2018年のデータも見てみましょう。

ポートフォリオのパフォーマンス比較2006〜2018

引用元:MIND MATTERS NEWS

いずれの期間においても、ティッカーシンボルのポートフォリオのパフォーマンスが優れていることが確認できると思います。なお1984年から2019年までの35年間で、市場平均が9%の年間収益率に対して、ティッカーシンボルのポートフォリオは年間収益率20%を達成しています。

全てのティッカーシンボルの銘柄がこのようなパフォーマンスになる明確な根拠はありませんが、過去のデータを見る限り、市場平均を上回るパフォーマンスが出せるといえるでしょう。

アメリカの証券取引所
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ティッカーシンボルを銘柄選定の参考にしてみるも良し

ティッカーシンボルについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?このように米国株には日本株にない面白さがあります。

また特徴的なティッカーシンボルの銘柄はパフォーマンスが高いデータもあることから、今後の銘柄選定に参考にしてみるのもいいでしょう。

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