FXの勝ち方がわからない人が実践すべき5つのポイント

FXの勝ち方がわからないと悩んでいる人は多いです。特にFXを始めたばかりだと、まだ自分のトレードスタイルを確立できていないため、試行錯誤を繰り返している人がほとんどです。

実はFXで勝つ秘訣は、たった5つのポイントを抑えるだけです。

まだ始めたばかりで勝ち方を模索している人も、なかなか結果が出ずに悩んでいる方も、この記事を読んでしっかり成果を出していきましょう。

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FXの勝ち方がわからない人が実践すべき5つのポイント

FXの勝ち方がわからない人が実践すべき5つのポイントとはどのようなものなのでしょうか?これらはFXで結果(利益)を出している人は必ずといっていいほど実践しています。さっそく見ていきましょう。

FXの勝ち方がわからない人が実践すべき5つのポイント

  1. ダウ理論を理解する
  2. 資金管理を上達させる
  3. 自分のトレードスタイルを決める
  4. マーケットの情報収集をする
  5. トレード日誌をつける

現在FXで結果(利益)を出している人は、もちろん最初から上手くいったわけではありません。損失続きで嫌気がさし、途中で諦めかけた方も多くいらっしゃるはずです。そのような人の中でも諦めずに努力し続けた結果、FXのトレードが上達し上手く利益を上げることができているのです。

そして上手く結果(利益)を題しているトレーダーは必ずといっていいほど上記の5つのポイントを実践しています。上記の5つのポイントは決して難しいものではなく、FXを始めたばかりの人でも十分に理解できる内容です。それでは1つずつ解説していきます。

FXの勝ち方①ダウ理論を理解する

トレンド
FXのトレードを上達させるためには、まずは「ダウ理論」というものを理解しましょう。まずダウ理論には以下の6つの基本原則があります。

ダウ理論の6つの基本原則

  1. 平均(株価などの)は全ての事象を織り込む
  2. トレンドには3種類ある
  3. 主要トレンドは3段階からなる
  4. 平均は相互に確認されなければならない
  5. トレンドを出来高でも確認されなければならない
  6. トレンドは明確な転換シグナルが発生するまで継続する

引用:大和証券
6つすべての基本原則を理解できることが理想ですが、特に抑えておくべきポイントは②と⑥です。

トレンドには3種類ある

FXにおける「トレンド」とは価格の方向性のことで、大きく分けると「上昇トレンド」「下落トレンド」「もち合い」に分けられます。伝説の投資家といわれるジョージ・ソロス氏の格言で「トレンドはフレンド」というものがあり、FXをはじめどのような投資においてもこのトレンドは重要視されています。

しかしダウ理論でいう3種類のトレンドとは、上記のことではなく「短期トレンド」「中期トレンド」「長期トレンド」のことです。

一般的に短期トレンドは3週間未満、中期トレンドは3週間から3ヶ月、長期トレンドは1年から数年間といわれます。ダウ理論ではトレンドは一方向に動くのではなく、短期トレンド、中期トレンド、長期トレンドの全てが合わさり、必ず調整局面が存在すると述べています。

たとえば短期で見た場合は上昇トレンドであっても、中期で見ると下落トレンドになっていることはよくあります。これをFXで置き換えていうのであれば、短期のトレードであっても5分足や15分足だけではなく、必ず1時間足や日足などのチャートも確認すべき、といえるでしょう。

トレンドは明確なシグナルが発生するまで継続する

FXが上達するためには3種類のトレンドがあることは述べましたが、トレンドはいつまでも続くものではありません。ではいつまで続くのかというと、トレンドには必ず明確なシグナルが発生するといわれます。以下のチャートを見てください。

引用:外為どっとコム

上記のチャートでは下落トレンドが続いており、「上値抵抗線」というトレンドラインが確認できると思います。そしてある時、上値抵抗線を突破しトレンドが転換しています。これがダウ理論の「トレンドは明確なシグナルが発生するまで継続する」ということで、まとめると以下のようになります。

ダウ理論のトレンドの転換点

  • 上昇トレンド:高値と安値がそれぞれ切り上がる
  • 下落トレンド:高値が安値をそれぞれ切り下がる

つまり上記のチャートでは、下落トレンドが続いた中で、チャートが直近の高値が切り上がり、その後上昇トレンドに転換しています(図表「トレンド転換点」)。このようにチャートには、必ずトレンドが存在し、トレンド転換は明確なシグナルがあることをよく理解しておきましょう。

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FXの勝ち方②資金管理を上達させる

FXが上達するための2つの目の方法は「資金管理」です。実はFXだけではなく、株式なども投資も同様に資金管理はとても重要なスキルといえます。FXで結果(利益)を出しているトレーダーに話を聞くと、この資金管理という言葉がよく出てきます。ではFXでいう資金管理とは具体的にどのようなことなのでしょうか?

FXにおける資金管理

  • どれくらいリスクが取れるのかを考える
  • エントリーと同時に損切りポイントを決める
  • 何Lotでエントリーするか

まずは自分がどれくらいリスクが取れるのかを考えます。具体的には、FXのトレードの資金をいくらに設定し、どれくらいなら失っても大丈夫かを考えます。たとえば100万円でFXを始めて、30万円を失うのが嫌な人であれば、取れるリスクは30%までとなります。これを踏まえて、損切りポイントや何Lotでエントリー、レバレッジなどを決定します。

この中でも最も難しい行動が損切りです。しかし損切りは大切だと思っていても、言うは簡単行うは難し。

「もう少し待てばまた上がるのではないか?」
「あと1時間待ってみよう」

情にながされて損切りできないトレーダーは多くいます。そのため損切りポイントが来ても損切りができず、自分が許容できる損失を超えてしまい、マーケットから退場せざるを得なくなるトレーダーが後を絶ちません。損切りは「エントリーから何%下がったら」などと、「機械的に行う」行うことが大切です。FXにおける損切りは一定のコストであると考えるといいでしょう。

FXの勝ち方③自分のトレードスタイルを決める

トレードスタイルは人それぞれ
FXのトレードスタイルには以下の3つに分けられます。

FXのトレードスタイル

  1. スキャルピング:数秒から数分程度の短期間
  2. デイトレード:1日の間にエントリーから決済まで行う
  3. スイングトレード:2、3日から数週間

実はFXではトレーダーによって、上記の3つのスタイルに対して向き不向きがあります。特に会社員の方など、時間的に余裕がない人はスキャルピングやデイトレードは向きません。多くの会社員の方はスイングトレードをメインに行うことになります。

またスキャルピングなどトレードする期間が短くなるほど、チャートの動きは早くなります。そのためチャートの動きを常に監視し、適切なタイミングでエントリーと決済を繰り返さなければならないため、比較的上級者向けといわれます。

ただしスキャルピングはシステムに負荷がかかるため、取引する証券会社によっては禁止しているところもあります。口座開設前に事前に確認しておきましょう。初心者の方であれば、4時間足や日足など比較的長い時間足かでスイングトレードから始めてみてください。

FXの勝ち方④マーケットの情報収集をする

FXのトレードの相手はマーケットであり、為替の動きに対して利益を追求します。そこでマーケットがどのような状況か、取引する通貨ペアがどのような特徴があるのかは事前に知っておく必要があります。そのためまずは経済ニュースを新聞やテレビ、SNSなどを使って理解できるようにしておきましょう。

たとえば、

「円安・円高って何?」
「アメリカの雇用統計って何?」
「政策金利って何?」
「チャートの動きが激しくなる時間帯は?」
などが挙げられます。

特に「円安・円高」や「アメリカの雇用統計」、「政策金利」など基本的な経済用語は確実に理解しておく必要があるといえるでしょう。上記でも述べたようにチャート分析をしていれば、為替のおおよその動きを予測することができますが、しかしチャート以外のいわゆる「ファンダメンタルズ的」な要素でチャートが大きく動くことはよくあるのです。

特に毎月第一金曜日の夜に発表される、アメリカの雇用統計は全世界から注目を集めます。なぜならばアメリカの中央銀行であるFRBは、この雇用統計の結果をもって政策金利を変更するからです。

アメリカの通貨はご存知米ドルです。米ドルは「国際決済通貨」や「基軸通貨」といわれ、全世界で最も流通量が多い通貨です。世界の国の中では米ドルの動きに合わせる「ドルペッグ制」という、自国の通貨を米ドルの動きと連動させている国もあります。また新興国などの信用度が低い通貨は、米ドルの政策金利に大きく影響を受けます。

たとえば米ドルの金利が年3%、メキシコの通貨ペソの金利が年1%だった場合、どちらの通貨を保有したいと思いますか? 多くの場合は、信用力のある米ドルと答えるでしょう。では逆に米ドルの金利が下がり年0.5%、メキシコペソの金利が7%に上がった場合、どちらの通貨を保有したいと思うでしょうか。

こちらについては賛否両論、ある程度リスクを取ることができる方であれば、米ドルに比べ信用力は劣りますが年7%の金利が発生するメキシコペソを保有したいと考える人もいます。このようにアメリカをはじめ、世界各国の政策金利は為替の動きを大きく左右するため、必ず抑えておきたいポイントです。

最近はSNSの発達で、最新情報をわかりやすくかみ砕いた内容で発信している人もいます。FXのトレーダーの方のオススメツールはTwitterです。実績を上げているトレーダーのツイートを見ることができるのはもちろん、その人のリアルなトレード内容までも見ることができます。

ただし全て鵜呑みにはせず、自分の中で理解した上で情報収集を心掛けてください。

筆者がフォローしているアカウントを参考までにご紹介します。

じっちゃま @hirosetakao
羊飼いFX &CFD★🐰メイン @hitsuzikai
ハイレバ戦士まんぼう総裁 @manbou_FX

FXの勝ち方⑤トレード日誌を付ける

トレード日誌をつける男性
FXの勝ち方の最後は、地味な作業ではありますが「トレード日誌」をつけるようにしましょう。FXのトレードが上達するためには、まずはトレードを実践しその内容を分析します。最初は負けてしまうこともあるでしょうが、時間をかけて分析していけば勝てるようになってきます。

その際「なぜ負けたのか」「なぜ勝てたのか」を記録することはとても重要です。トレード日誌はシンプルなもので大丈夫です。手書きでなくても、WordやExcelなどのツールを利用しても良いです。

具体的にはエントリー時のチャートを張り付け、「エントリーポイント」や「損切りポイント」「決済ポイント」などを記録します。このように記録していくことで、なぜ勝てたのか、なぜ負けたのかが可視化され、次のトレードに活かしていくことができます。

この地味な積み重ねが後々大きな成果となって表れることは間違いありません。

実践を通して得意な通貨ペア、取引時間などを見つける

FXの上級者
FXの上達方法をお伝えしました。これら最低限ともいえる5つのポイントをインプットさせることは大切なことです。

しかしそれ以上に大切なことはトレードにおける実践です。トレードを実践して損失を被ってしまうこともあります。それでもその損失を勉強代と捉えて、次に活かすのです。

FXの上達は実際にトレードし、トライアンドエラーの繰り返しです。実践を通して自分の得意な通貨ペア、取引時間などまずは自分に合ったトレードの手法を見つけていきましょう

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