退職金を運用した方が良い理由とおすすめの運用方法3選

退職金は運用した方がいいのか?」は、誰もが一度は思う疑問でしょう。年金への不安もありますし、運用も取り入れていくことをおすすめします。

ただし、銀行の窓口ですすめられるがまま運用していいのでしょうか。
退職金はあなたの大切なお金です。運用の手段はよく調べてから選択することを強くお奨めします。

この記事では、退職金を運用した方が良い理由や、退職金の運用に向いている商品を紹介していきます。リスクを低く抑えて投資をすれば、大失敗することは避けられるので、この記事で損しないための知識を身につけていきましょう。

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退職金を運用した方が良い理由

具体的な運用方法を紹介する前に、まずは退職金を運用した方が良い理由をご説明していきます。

「老後2000万円問題」でも感じたように、年金には不安があります。今から年金をもらう人もこれからの人も、予定どおりもらえるのか…と心配なところです。

そこで、不労所得となる収入を少し作っておくと良いでしょう。退職金の一部を運用に回すことで、不労所得を作れます

退職金の運用シミュレーション

実際に、退職金を運用した場合、どれくらいの不労所得が期待できるのかをシミュレーションしてみましょう。元本は500万円の場合と1000万円の場合を想定します。

利回り3%の商品に500万円を投資した場合、1年で15万円の不労所得を得ることができます。1ヶ月平均に直すと、月収1万2500円です。

同じ商品に1000万円を投資したら、1年で30万円の不労所得が得られます。1ヶ月平均だと2万5000円です。

このように、退職金の一部を投資に回すだけでも、1ヵ月あたり1万円から2万円ちょっとの不労所得が期待できます。年金生活でこれだけのお金が余分にもらえたら、かなり生活に潤いが出ますよね。

当たり前ですが、資産運用をしていなかったらこのような不労所得はもらえません。運用をすればもらえたかもしれないお金をもらえないなんて、もったいないとも言えるでしょう。

退職金におすすめの運用方法

投資信託の案内
退職金は運用した方が良いことが分かったら、今度はどんな商品に投資をするのが良いかを考えていきましょう。

ここでは、不労所得が期待できる商品を紹介していきます。投資商品には、不労所得を分配せず、元本を膨らましていくものもあるのですが、これだと年金を補うことはできないからです。

元本を膨らましていく投資商品は、目的があって数十年に渡って資産形成をしたいなら別ですが、どちらかというとやはり現役世代の若者向きです。”今”や”これからの年金生活”を楽にするため、不労所得が期待できる商品を3つ見ていきましょう。

退職金専用の定期預金

通常の定期預金とは違い、退職金プランの定期預金があるので、まずはそれを検討しましょう。

退職金専用の定期預金は、一般の定期預金よりも高い金利が設定されています。一般だと0.001%の金利なのに、退職金プランなら1%近い金利が設定されていることが多いのです。

ただし、期間が3ヶ月限定で、退職金を受け取ってから1年以内の人のみなど、制約が厳しいです。まずは3ヶ月だけ退職金専用の定期預金を利用することをおすすめしますが、期間が終わったら別の商品に乗り換えましょう

また、退職金専用の定期預金を紹介するホームページには、金利5%や7%といったかなり高金利な商品が紹介されています。これは投資信託や外貨預金などが含まれたプランで、日本円での元本が保証される商品ではありません。元本保証の預金で運用したいなら、このような商品には投資しないようにしましょう

投資信託

投資信託は、投資家がお金を投資会社に預け、投資会社が運用を行う商品です。プロに任せられるため、投資の初心者がやるよりも失敗しにくく、人気があります。

投資信託は、他の投資方法に比べるとかなり低リスクの運用ができます。投資会社には多額の資金が集まるので、大量の銘柄に分散投資することができるからです。分散投資すると、個別の銘柄の値動きに振り回されにくくなり、大きな損をしにくくなります。

投資なので元本割れのリスクはあるのですが、かなりリスクが抑えられた商品です。よって、大切な退職金の運用にもおすすめできます。

投資信託の利回りは、1%〜3%程度です。やや低めですが、リスクが低く抑えられた結果だとご理解いただければ幸いです。

投資信託は、分配金が支払われるコースと、自動で再投資されるコースの2種類があります。分配金が欲しい方は、「分配金あり」や「毎月分配」と書かれた投資信託を買いましょう。

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株式投資

株式投資も、人気がある投資方法です。ただし、投資信託よりはリスクが高くなりますので、投資する場合は資金を少なくするなど工夫をしましょう。

株式投資の利回りは、3%〜7%程度です。不労所得になる配当は、元本に対して1%〜5%程度となります。銘柄によっては配当を出していないこともあるので、確認してから投資をしましょう。

また、株式投資は株主優待をもらえるメリットもあります。旅行に使える割引券や、地方の名産品など食料品がもらえることもあり、退職後の生活を豊かにしてくれるでしょう。

株主優待も、一部の企業のみが実施しています。優待を狙う場合は、その企業が株主優待を導入しているか、どんな内容の優待なのかを確認して投資しましょう。

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退職金を運用するときの注意点

投資のポートフォリオ
資産運用は、元本が大きいほど利益も大きくなります。そのため、退職金全額を投資に回そうとする方がいるのですが、それはおすすめできません

なぜかと言うと、投資には元本割れのリスクがあるからです。必ず上記で紹介した利回りで運用できると保証されているわけではなく、また運用に失敗して損失が出る可能性もあるのです

元本が大きいほど、大きな利益も期待できますが、損失が出たらマイナスも大きくなるのが資産運用です。大切な老後資産である退職金を減らさないためにも、全額の投資はやめましょう。

退職金を運用するときは一部にとどめ、貯金する分を残しておいてください。運用に失敗した後に、病気やケガなどで思わぬ出費が出るかもしれませんが、一部を貯金していれば、そこから取り崩せば良いので安心です。

貯金はネット銀行定期預金がおすすめ

退職金の一部は運用、一部は貯金とする場合、貯金の方法も気になりますよね。基本的には、銀行預金に預けておくのが良いでしょう。

ただし、銀行によって金利はまちまちです。一部とはいえ退職金というまとまったお金を預けるので、金利が高い銀行を厳選するのが良いでしょう。

そこでおすすめなのが、インターネット銀行です。ネット銀行は窓口やATM設置のコストがかからないため、その分利用者に還元しており、金利もメガバンクや地方銀行よりも高いことが多いです。

例えば、メガバンクの定期預金の金利は0.001%程度なのに対し、ネット銀行なら0.2%など高く設定されていることも珍しくありません。1000万円を定期預金に預けた場合、メガバンクでは1年で100円の利息しかつきませんが、ネット銀行なら2万円の利息がつきます

低金利と言われている時代ですが、ネット銀行を選ぶかメガバンクを選ぶかによって、かなり利息が違ってきます。退職金を預けるなら、高金利なネット銀行がおすすめです。

銀行預金の注意点

銀行預金は元本保証なので、安心して預けておくことができます。しかし、「ペイオフ」の上限には気をつけなければなりません。

ペイオフとは、元本1000万円とその利息までであれば、預金が保証される制度のことです。銀行の破綻などが起きても、1000万円までは預金した人に返って来ます。

裏を返すと、1000万円を超える金額を預けていた場合、超えた部分は戻って来ない可能性があるのです。定期預金や普通預金などを合算し、1000万円を超える金額を1つの銀行に預けるのは、やめておいた方が無難です

自分が当てはまっている方は、複数の金融機関に預金を分散しましょう。1つの銀行に1000万円以下の預金となるよう、調整することをおすすめします。

リスク管理しながら運用していこう

3世代で楽しく暮らす家族
退職金の運用方法について解説してきました。

年金だけでは不安なので、不労所得を作っておきたいところです。そのためにも、まとまった金額でもらえる退職金はしっかり運用していきましょう。

運用方法は、投資信託や株式がおすすめですが、投資にはリスクがあります。全部を投資に注ぎ込むのではなく、一部を預金するなどリスク管理を行いましょう。

また、資産運用に対する知識が少ないと、金融機関で勧められた商品を言われるがまま、その場で購入してしまったりします。他と比較することなく、大切なお金を投資するのは非常にもったいないです。マネーセミナーなど、お金に関するセミナーに参加して、自分に合った商品を選べる知識をつけましょう。

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