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20代のお金事情 -住宅費・通信費・コト消費の節約方法-

通帳を見つめる20代の女性

ひと昔前まで、家計における三大支出は「家」「車」「保険」でした。住宅ローンを組んでマイホームを入手して、自動車ローンでマイカーを購入して、万一に備えて生命保険に入る人が多かったです。

しかし、今は「所有」する時代ではなく「シェア」する時代です。住宅でも、シェアハウスというものが登場しました。そのため、近頃の20代は従来とお金の使い方と異なる「通信費」「住居費」「コト消費」が三大支出となりました。

これらを節約するには、どうすれば良いのでしょうか?ここでは、20代が三大支出を節約する方法について解説します。

20代のお金事情:三大支出とは

生活費にマルとバツのプレート
20代が節約する際に押さえておきたい三大支出として「通信費」「住居費」「こと消費」があります。まずは、それぞれの支出がどのようなものかを簡単に把握しておきましょう。

1.通信費

20代は、1人1台スマートフォンを持っています。近頃はLINEなどが基本的な通信手段のため、スマートフォンを解約することはできませんが、毎月の費用を見直せば、大幅な節約ができます。近頃は、格安スマホも登場しているため、大手キャリアのスマホ以外でも問題がない方は、格安スマホも検討してみましょう。

2.住居費

最大の固定費となるのが、住居費です。家賃が安いからと、職場から遠い場所に部屋を借りる方もいますが「時は金なり」を意識しましょう。通勤時間を短縮することができれば、その分を自己投資の時間に費やすことができます。

3.コト消費

20代は、旅行やライブなどの想い出に消費をしがちです。支出の1割程度に収まるのであれば、ストレス発散になるので良いですが、無駄な支出をしないようにしましょう

20代のお金の節約方法(1)通信費

スマートフォンとコーヒー
一人暮らしの20代は固定電話を持っていないため、実質的には「通信費=スマートフォンの通信費」となります。若い人ほど、スマホの利用頻度が高い傾向にあるので、通信費にも注意を払いましょう。ここでは、通信費の節約方法をご紹介します。

格安スマホを検討してみる

通信費は、毎月支出される「固定費」です。固定費は家賃などと同じで毎月決まって出ていく金額のため、支出の中でも大きな割合を占めることになります。そのため、お金を節約しようと思えば、この固定費をいかに抑えるかがポイントとなるのです

20代の方は、毎月のスマホ代を見直してみてください。月に1万円以上も払っている人もいるかもしれません。月額1万円だとしたら、1年で12万円、10年で120万円にもなります。20代にとっては、決して小さい額ではありません。しかし「スマホをもたない」という選択はできないでしょうから、月額料金が安い格安スマホを検討してみましょう。

大手キャリアと格安スマホの比較表

最近では、三大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)のほかに、格安スマホも選べるようになっています。同じようなプランでも格安スマホは、半額以下で利用できるので、手っ取り早く固定費を下げることができます。

スマホ代が月8,000円かかっている人と月4,000円で済む人とでは、節約できる額に大きな差が生まれるでしょう。

キャリア 格安SIM
月額 高い 安い
通信速度 速い 日中は遅い
かけ放題プラン ある 10分間カケ放題がある
端末 最新の端末がある
料金は高い
最新の端末はない
料金が安い
初期費用 スタッフにおまかせ 自分で設定
サポート 近所のショップで対応 電話でサポート
LINEのID検索
キャリア決済
キャリアメール
可能 不可

無料の通話手段を活用する

最近は、スマホの通話料などを安く済ませる手段も登場しています。LINEの通話機能なども通話料はかからないため、このような無料通話を利用しても良いでしょう。また、スカイプであれば、通話料ゼロでテレビ電話ができますし、海外にいる家族や友人と時間を気にせずに話すことができます。これらの無料通話のサービスを活用すれば、カケ放題などのプランに加入しなくて済みます

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20代のお金の節約方法(2)住居費

シェアハウスでまったりする20代の男女

20代の3大支出の2つ目は、住居費です。住居費は、最大の固定費ととなるため、節約することで家計の見直しが行えます。

実家に住み続ける選択肢

住居費は安く済ませるに越したことはありません。理想的なのは、実家から通うことです。生活費を数万円入れるとしても、家賃を払うよりは、かなり固定費を低くすることができます。

「パラサイトしているみたいイヤだ」「家族に迷惑をかけたくない」と言う人もいますが、家から出て自立するのは、仕事が軌道に乗り、ある程度の蓄えができてからでも、遅くはありません。20代のうちであれば、許されるのではないでしょうか?

職場に近い場所に住む

職場まで片道1時間以上かけて通っている人も少なくありません。しかし、それはおすすめできません。「時は金なり」といわれるように、お金持ちになる人は、みんな時間をムダにすることにストレスを感じています。

ですから、お金が貯まる人ほど職場に近いところに家を借りているものです。通勤時間にあまり時間をかけずに住めば、趣味など自由に使える時間も増えますし、通勤列車の混雑に巻き込まれて疲弊することもありません。

ストレスフリーを希望するなら「賃貸」

20代には、遠い話かもしれませんが、マイホームを購入するか、賃貸に住み続けるかは人生の大きな選択です。

購入でも賃貸でも、家計の中でも最も大きな金額を占めることになりますから、今から意識しおいて損はありません。マイホームか、賃貸かは永遠に議論が尽きないテーマです。どちらが得かは一概には言えません。

しかし、お金のストレスフリーを目指すのであれば、賃貸に住み続けることをおすすめします。なぜなら、人生はさまざまなリスクや環境があるからです。それを前提に人生を設計する必要があります。収入が右肩上がりで計画通りにローンを返済できればいいですが、これから先、収入が右肩上がりで伸びていく保障はありません。

20代のお金の節約方法(3)コト消費

仲が良い20代の男女
最近の若者を見ていると、賢い買い物をしているように感じます。しかし、モノ消費は上手に出費を抑えているように感じますが、コト消費にお金をかけている人が多いです。ここでは、コト消費の節約方法について解説します。

交際費の支出は大きくなりがち

コト消費とは、所有では得られない体験や思い出、人間関係に価値を見出して、お金を使うことをいいます。具体的には、旅行・レジャー・コンサート・イベント・スポーツ・飲み会・スマホゲームなどが挙げられます。

これらに消費をするのは悪いことではないのですが、コト消費の支出が増えすぎると、お金が貯まりにくくなってしまいます。

先輩に仕事のアドバイスをもらうことを目的にした飲み会や、人脈を広げるために異業種の人と会う飲み会は、将来につながるので「投資」と位置付けても良いでしょう。しかし、二次会・三次会と流れ、挙句の果てには終電をなくしてタクシーで帰宅するなどのムダなものはなくすようにしましょう。

コト消費の浪費は支出の1割に抑える

支出の1割程度の範囲に収まるのであれば、たまにはガス抜きに飲み会に参加してみるのもいいでしょう。何事も生真面目にやり過ぎると長続きしなくなってしまいます。

交際費に限らず、趣味や娯楽などは楽しいので、ついつい出費が多くなることがあります。支出の1割の予算に収まっているかをチェックし、もし収まらないのであれば、節約して穴埋めをするなどの対策が必要です。

寝具にはお金をかけてみよう

給与が少ないうちは、なんでもかんでも安いものを買う傾向があります。節約をするのは悪いことではありませんが、モノ消費については長いスパンで見ることも大切です。

例えば、寝具の値段はピンキリです。安眠できるかどうかで生活の質や疲れの取れ方も変わるので、寝具にこだわってみましょう。寝具は通常、何年も使うものですから、予算の許す限り、高価で質の高いものを購入することをおすすめします。

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20代で家計を見直してみましょう

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20代は急いで貯蓄をしなければいけないという年代ではなく、人生、何度でもやり直しができる年代です。しかし、お金に関する基本的な仕組みは覚えておく必要があります。

毎月の手取り収入と支出のバランスを整えれば、自己投資などにお金を回すことができます。そのため、1度家計簿を見直してみましょう。

この記事では、最近の20代の三大支出である「通信費」「住居費」「コト消費」の節約方法をご紹介しました。

本当に基本的なことになりますが、これらを見直すだけで家計のスリム化が行えます。ぜひ、1度トライをしてみてください。

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