トレード手法を学ぶ

デイトレードの始め方とは?株を信用取引する方法を分かりやすく解説

デイトレードの始め方

「株に投資して短期間で利益を増やしていきたい」
「どうすればデイトレードを始められるのか気になる」

投資した株を1日以上持ち越さず、値動きからリターンを狙う方法がデイトレードです。短い期間に何度も取引することで、投資家が積極的に利益を狙えるのがデイトレードの利点。

この記事では株初心者に向けてデイトレードの性質や具体的な始め方について紹介します。

デイトレードとは

デイトレードとは株価上昇に期待できる銘柄に投資して、1時間から数時間で売却する手法です。株は1日の間に価格が変動することが多く、短期間に売買することで利益を得ることができます。

多くの投資家はFXにおいてデイトレードをする傾向がありますが、株でデイトレードを実現することも可能。FXにリスクを感じている人は株でトレードを経験してみることがオススメです。

注意点として株をデイトレードするには信用取引口座で売買する必要があります。自己資金だけで株を投資する現物取引では1日に何度も売買できず、デイトレードができないため注意しましょう。

信用取引口座を開設するには「半年以上の投資経験があること」や「100万円以上の資産を保有していること」などの条件を満たす必要があること。

ある程度の投資経験がある人ならスムーズに株のデイトレードを始められます。投資したことがない人は中長期投資から資産運用を始めて、6ヶ月以上経過したらデイトレードを検討しましょう。

デイトレードのメリット

投資家がデイトレードを始めるメリットは株価が上がっている時だけでなく、下がっている時にも利益を狙えることです。空売りにより景気が悪化していく状況下でもリターンに期待できます。

金融機関から借りた株を売り、後で売った分の株を買い戻すことが空売りの仕組みです。例えばA社の株が1,000円の時に空売りして、500円のときに買うことで差額の500円分を得られます。

また、1日に何度も取引することで投資の効率が高くなる利点もあること。例えば1年以上も同じ株を保有する長期投資の場合、他の銘柄に投資できないため利益を得る機会が減ってしまいます。

短期間の投資であれば1日の間に複数の銘柄を売買できて、投資家が主体的にリターンを狙うことが可能。株価が低調なときも利益を得られて、資金効率が高いのがデイトレードのメリットです。

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デイトレードのデメリット

デイトレードでは信用取引する必要があり、信用取引には大きなリスクがあります。株の信用取引では保有する資産の最大3.3倍程度までレバレッジをかけることができ、投資家の損失が大きくなる場合があること。

例えば100万円の資金を用意して、信用取引により300万円をA社に投資するとします。A社の株価が1.5倍になれば利益が150万円ほど発生して、投資家はレバレッジで大儲けできます。

しかしA社の株価が半分になってしまうと、150万円の損失を投資家は被るのです。自己資金額を超える50万円は負債となり、資産の売却などにより負債を返済する必要があります。

レバレッジが大きいほどリスクは高まるため、不安な人はレバレッジ1倍で株を売買することがオススメです。投資に慣れてきたらレバレッジを活用して、より大きなリターンを狙いましょう。

デイトレードに向いている人

短い時間で株を売買するデイトレードは仕事で忙しい人でも取引できるメリットがあります。1日中チャートを見続けるのが難しくても、注文を入れておくことで利益を得ることは可能です。

また、前もって投資する銘柄を検討しておき、通勤時間や休憩時に取引する方法もあります。スキマ時間が終わる前に売買を完了させることで、仕事中に株の値動きが気になってしまうことを防げます。

ただ、デイトレードをするにはある程度の資産が必要であり、貯金が少ない人にはオススメできません。最低でも50万円の投資資金を用意してからデイトレードに挑戦してみましょう。

デイトレードの具体的な始め方

「実際にどうすればデイトレードを始められるの?」と思う人は多くいるはず。今からデイトレードを始めるには、次のような流れに従って行動することが必要です。

  1. トレードのルールを決める
  2. 証券口座を開設する
  3. 銘柄を選んで取引する

それぞれの手順について詳しく解説します。

トレードのルールを決める

デイトレードは一般的な投資よりもリスクが高いため、取引の時間帯や損切りラインなどのルールを決めておくことが重要です。例えば損切りする条件を決める場合、次のような指標が役に立ちます。

  • 買った銘柄の株価が直近の安値を下回ったとき
  • 買った株による損失が〇%を超えてしまったとき
  • 買った銘柄の株価が21日移動平均線を下回ったとき

しっかりと投資ルールを決めたい人は「デイトレード」や「システムトレード 基本と原則」を参考にしましょう。プロの投資家から知識を学ぶことでリスクを抑えやすくなります。

証券口座を開設する

投資のルールをある程度決めたら、さっそく株を売買するための証券口座を開設します。1日の取引回数が多いデイトレードするならば、手数料の安い証券会社を選ぶことがオススメです。

多くの証券会社では注文ごとに手数料が発生するプランと1日の合計売買金額で手数料が決まるプランを提供しています。合計売買金額で手数料が決まるプランであれば、取引回数が多くてもコストは少なくなるもの。

また、維持手数料のかからないネット証券が多い今では、複数の口座を保有していてもコストは発生しません。いくつかの証券口座を開設して、自分が使いやすい証券会社を選びましょう。

銘柄を選んで取引する

証券会社の口座開設が完了したら、さっそくリターンに期待できる銘柄を探しましょう。新商品の発表や増収などによりイメージのよい銘柄であれば、投資して利益を得られる可能性が高いです。

自分が求めている条件を満たした銘柄を見つけたら、前もって決めたルールに従って売買します。取引時間帯は値動きに注目して、取引時間外では情報を集めることがリターンを増やすコツです。

まとめ

数時間以内に株を売買してリターンを増やしていく手法がデイトレードです。投資家はデイトレードすることで投資機会を増やせて、株価が下がっているときにも利益を得られます。

「より積極的に株式投資で利益を積み上げたい」と思った人は投資知識を身につけて、証券口座を開設してからデイトレードを始めましょう。