サラリーマンとしての本業の収入のほかに投資家としての収入があれば非常に心強いですよね。サラリーマンは自営業に比べて安定しているといわれますが、今の時代何が起こるかわかりません。今回のコロナショックや以前起きたリーマンショックのような経済危機がまた起こる可能性があるからです。
このような経済危機が起きた時、サラリーマンといえど収入が保障されているとは決していうことができません。
しかしサラリーマン投資家になれば本業の収入が減っても、投資家としての収入を得ることができるメリットがあります。
昔は1つの仕事を極めることが良いとされてきましたが、今では1つの仕事に頼ることはデメリットにさえなってしまいます。今の時代1つの仕事に頼ることはリスクになりえるのです。
そこで今回はサラリーマン投資家になるための方法について説明します。
この記事の目次
サラリーマン投資家とは
サラリーマン投資家とはその名の通りサラリーマンをしながら株式投資や不動産投資などの投資を行うことをいいます。
専業の投資家と違いサラリーマンとしての安定的な収入があるので比較的始めやすいと思います。とはいっても本業に忙しいサラリーマンの方はどのような投資をすれば良いのかわからない方も多いでしょう。
そこで今回はサラリーマン投資家におすすめの投資方法について3つ紹介します。
資産200万円から300万円がサラリーマン投資家になる目安
サラリーマン投資家におすすめの投資方法について紹介する前にサラリーマン投資家としてスタートを切るための必要な資産について説明します。
投資を行うためには当然資産が必要になります。最近は100円程度から投資できる商品もありますがやはりある程度まとまった資金がないと、安定的な利益を出す事は難しいです。
”サラリーマン投資家”には資産がなくてもいつでもなる事はできますが、継続的に安定した投資収益を得るには200万円から300万円程度必要です。
200万円あれば投資の選択肢も広がりますし、株式相場などが下落したときに追加で投資することができる余裕資金を確保することもできます。
サラリーマン投資家としてデビューするのであればまずは200万円程度の資産を貯めることから始めましょう。
もちろん200万円なくても投資をしながら資産を貯めていくこともできます。ただし初期投資の金額が少ないとリスクの高い投資に走りがちになるのでそこは注意してください。
サラリーマン投資家におすすめする3つの投資方法
株式投資
まず、サラリーマン投資家にお勧めの投資は株式投資です。株式投資は主に3つの利益を狙うことができます。
- 売却益
- 配当
- 株主優待
株式投資で得られるそれぞれの利益について詳しく説明していきます。
売却益
売却益は株価が安い時に株式を買って株価が高い時に株式を売却することによって得ることのできる利益です。
売却益は株式投資の1番の醍醐味になります。購入する株式によっては大きく株価が上がるものもありますのでそのような銘柄を見つけることができれば大きな利益を得ることも可能です。
ただ逆に株価の暴落によって大きくお金を失ってしまうこともありますので注意してください。売却益を狙うのに人気があるのがIPOです。IPOとは新規上場銘柄のことをいいます。
新規で上場する株式を上場する前に手に入れることができるのです。IPOは絶対に上がるという保証はありませんが、上場した瞬間に大きく値上がりする銘柄が比較的多いので投資家に非常に人気があるものです。
昔は証券会社の大口顧客しかIPOをもらうことができませんでしたが最近はネット証券を中心に抽選で手に入れることができるようになっています。
証券会社の上顧客でなくてもIPOを手に入れることができるのです。
配当
配当は株式を保有している株主が受け取ることができる収入です。配当は安定的に出ることが多いですので長期で投資を考えている方には非常にメリットの大きい収益になります。
また配当は継続して株を持っている株主に多く還元されることもありますのでこちらも長期投資家には大きなメリットになります。
株主優待
株主優待は、株主に食べ物などの商品や割引券などを企業がプレゼントする制度です。最近は株主優待目当てに投資する人も多くなっているので株主優待の内容も充実している傾向にあります。
配当は安定的に出ることが多く、株主優待も人気がある
投資信託
サラリーマン投資家には投資信託もおすすめです。投資信託は株式ほど大きな利益を取ることができないことが一般的ですが、運用を投資の専門家に任せることができるので、時間がないサラリーマンにぴったりの金融商品といえます。
投資信託は、運用をプロのファンドマネージャーが行ってくれるので自分は日々株価や為替を確認しなくても充分利益が出せる金融商品です。
本業を抱えて時間が取れないサラリーマンにぴったりの金融商品
外貨預金
外貨預金もサラリーマン投資家にはおすすめです。サラリーマン投資家になりたい方の中にはFXの方が儲かるという認識がある方もいると思います。
確かにFXはうまく利用すれば大きな利益を取ることができる金融商品です。ただしFXで利益を出すためには相場を逐次確認しなければいけませんし為替に対する高度な知識が必要です。
インターネットや本でいわれているほど簡単な投資商品ではありません。しかし外貨預金であればFXのようなロスカットもありませんし長期で保有することができればある程度の利益を出すことができます。
為替はどのように動くか分かりませんが一方的に円高や円安にずっとなり続ける事はありません。今回のコロナショックやリーマンショックの時のように為替が大幅に円高になれば追加で資金を投入することもできます。
外貨預金はFXのように一喜一憂することなくある程度の利益を出すことができる商品です。
ただし銀行によって手数料は大きく違いますのでもし外貨預金を利用する際はネット銀行の利用をおすすめします。
チャートに一喜一憂することなく、ある程度の利益を出すことができる
サラリーマン投資家になると人生が豊かになる
最近は実力主義や成果主義などでサラリーマンとはいえど決して安泰な職業ではありません。もしかすると明日から仕事(というか会社)がなくなってしまう可能性も決してゼロではありません。
そのような状況になったとき、サラリーマン投資家として一定の利益を上げることができるようになっていれば、生きていくことに困る事はありません。
現代社会を豊かに生き抜くためにはたくさんの収入源を持つ事は必要不可欠です。収入源を持つ方法はたくさんありますが副業をして体を壊してしまっては元も子もありません。
投資は頭は使いますが体力的にきついものでは決してありません。むしろ経済金融に興味を持ち本業にも充分生かされるものといえます。
サラリーマン投資家になることによってあなたの人生は大きく豊かになる可能性があるのです。
ただしサラリーマン投資家はすぐに結果がでるものではありません。早い方で1年程度で軌道に乗ってくると思いますが、ある程度気長に見て5年程度をスパンにみることがいいでしょう。
投資は副業として行える
今回はサラリーマン投資家になる方法について説明しました。サラリーマン投資家になるためにはまずは自己資金を貯めることが重要です。
安定的に利益を上げるためには最低やはり200万円は貯めてください。200万円を貯めた上で本業にあまり影響の出ない投資手法を利用するようにしましょう。
今回紹介した株式投資、投資信託、外貨預金はそんなに本業に支障をきたす投資手法ではありません。サラリーマンという本業と十分に両立することができる投資手法です。
ぜひ今回の記事を参考にサラリーマン投資家として成功し人生を豊かにしていきましょう。