「お金が無いと生きていけない」、これは確かな真実です。しかし、「お金で幸せは買えない」こともまた真実です。
お金は必要だけど、お金に縛られる人生なんて嫌ですよね。しかし、日本人のほとんどの大人は仕事中心の生活をしています。望んでいるわけではないのに、お金に縛られた状態になっている人が多いのではないでしょうか?
お金を稼げば幸せになれるとは思っていないのに、お金に縛られているなんて、人生の大切な時間の無駄遣いとも言えます。
この記事では、お金に縛られずに生きる方法を考えていくので、労働中心の生活から抜け出すヒントにしていただければと思います。
お金に縛られずに生きる方法
お金に縛られずに生きるためには、お金の稼ぎ方やライフスタイルを変える必要があります。とは言っても、難しいことではありません。
筆者も実践してみて、労働中心の生活をしていた頃よりもストレスが少なくなりました。
以下の3つの方法を紹介していくので、お金に縛られていると感じる方は、取り入れられることが無いか考えてみてください。
- 不労所得を作る
- プライドや浪費の競争から降りる
- お金を使わない趣味を楽しむ
不労所得を作る
生きるためにお金は必要ですが、労働ではなく不労所得で稼げるようにすることで、お金に縛られる人生から解放されます。私たちはお金というより、労働に縛られているからです。
もし、1ヶ月で20万円の不労所得を稼ぐことができるなら、今すぐ会社を辞めても良い、と思う方も多いのではないでしょうか。10万円の不労所得でも、ストレスの多い正社員を辞めて、休みが多い仕事に変える選択ができます。
いきなり毎月20万円もの不労所得を稼ぐのは難しいですが、5000円や1万円なら誰でもできます。戦利の道も一歩からなので、今から始めて不労所得を育てていき、早期退職を目指してみてはいかがでしょうか?
不労所得を稼ぐ方法として誰でもできるのが投資です。これについては後ほど解説します。
プライドや浪費の競争から降りる
お金に縛られている人は、人生を充実させるためにはお金を使う必要がある、と思い込んでいることが多いです。
その最たる例が、自分のプライドを満たすために高級車や高級ブランド品を購入することです。実用的な車やバッグで十分なのに、ブランド価値のある高いものを買って浪費することが、幸せにつながると思い込んでいるのですね。
また、このような方は周りの人と比べて自分の生活レベルが高いことを確認して、安心している特徴もあります。周りの人も同じような性格だと、「自分の方がお金があって幸せ!」というアピールのため、どんどん浪費が激しくなっていきます。
高級品を買うためにはお金が必要ですから、労働に縛られることになってしまいます。そのものの価値を理解して購入するならまだしも、見栄やプライドのために浪費をしていると、いつまでもお金に縛られ続ける人生になるでしょう。
このような悪循環から抜け出すためには、自分と他人を比較しないことです。周りには高級ブランド品を見せびらかす人がいるかもしれませんが、その人は「お金に縛られている可哀想な人だな」と思っておきましょう。
また、安くて品質の良いものに出会うことには、高級品を買う以上の充実感があると思います。大金が無くても充実した人生を送れることを理解し、安くて良いものの発掘を楽しんでみてはいかがでしょうか?
お金を使わない趣味を楽しむ
中には、「趣味にお金がかかるからどうしてもお金に縛られてしまう」という方もいらっしゃると思います。お金がかかるから趣味を諦めるべきとは思いませんし、ある程度のお金がかかるのは仕方がないと言えるでしょう。
ですが、お金をかけなくても楽しめることはたくさんあります。例えば図書館で本を借りて読書をしたり、運動のために近所を散歩したりすることは、無料でもできます。都内の美術館や博物館も、常設展は500円程度で入館できることが多く、ほとんどお金がかからないのに教養が身につくと人気があります。
また、お金がかかる趣味を続けるにしても、楽しみ方に変化をつけることで節約できるようになります。
例えば海外旅行が好きなら、パック旅行ではなく自分でホテルを予約することで、かなり費用を抑えられます。時間に余裕があるならLCCを利用するなど、節約できるポイントはいくらでも挙げられます。
節約しすぎて趣味などの楽しみが無くなることも「お金に縛られる生き方」だと思いますので、過度な節約はしなくて良いと思います。ですが、趣味にかかるお金が多すぎて労働の負担が大きい方は、節約しながら趣味を楽しむ方法を探してみましょう。
不労所得の作り方
不労所得が少しでもあると、お金に縛られずに生きることができます。誰でもできる方法として、株式や不動産などの投資について解説していきましょう。
株式投資
株式投資をすると不労所得を作ることができます。投資と言うと富裕層がやっているイメージがありますが、最近は100円など小額から投資できる仕組みができてきたこともあり、裾野が広がっています。
株式投資は、企業の株式を買うことです。企業が利益を出すと、一部を出資者である株主に配当として還元してもらうことができます。また、企業の業績が上がれば株価が上昇するので、買ったときの値段との差額も利益になります。
不労所得になるのは、配当の方です。企業によって異なりますが、日本の株式だと1%〜5%程度の配当金が目安となります。100万円を投資した場合、年間1万円から5万円の不労所得を得られます。
投資だけで生計を立てるなら億単位の投資が必要になるので、そこまでは難しいでしょう。それでも、1ヶ月で数万円でも不労所得が入ってきたら、今よりストレスが少ない仕事にして自由時間を増やすことができます。お金に縛られる生き方から解放されるのではないでしょうか?
不動産投資
不動産投資も、一般的におすすめできる投資方法です。賃貸マンションの部屋やアパートを買って他人に貸し出し、入居者からの家賃を不労所得とする投資方法です。
不動産投資の利回りは物件の種類や築年数、エリアによって大きく異なるのですが、概ね5%前後が目安となります。3000万円を投資すれば、1年間で150万円の不労所得が期待できます。1ヶ月で12万5000円の収入が得られるので、仕事に依存しなくても生活できるようになるのではないでしょうか。
不動産投資は家を購入して始めるため、最初に必要なお金が大きく、ローンを組んで始めるのが一般的です。そこまで投資できるお金が無いという方は、REIT(不動産投資信託)を活用するなどの工夫をすると良いでしょう。
REITは数万円で購入できる投資商品で、投資家のお金を投資会社がまとめて預かり、不動産投資に充てる仕組みです。不動産投資を小口にしたイメージなので、投資にいきなり数千万円も使えない方におすすめです。
不労所得はやり方を間違えなければ誰にでもつくれる
お金に縛られずに生きる方法について解説してきました。
不労所得はお金持ちだけの特権ではありません。最初から大きな額を高望みするから自分には縁遠い話のように感じるだけです。月に3万円でも不労収入があれば、今とは違ったライフスタイルが少しずつ見えてきます。
不労所得があれば、今よりも収入が少ない仕事に変えても問題ないので、ストレスの少なさや自由時間の多さで転職先を選ぶことだってできるのです。
労働から解放されれば、お金に縛られる生き方からも解放されるはずです。
そのためにも、株式や不動産の投資をするのがおすすめです。
いきなり月収20万円の不労所得を稼ぐことは難しいので、今から始めて少しずつ積み上げていくことが大切です。