FXのトレード手法には様々な手法があります。代表的なFXのトレード手法は、スキャルピング、デイトレード、スイングトレード、長期トレードです。
どのトレード手法もそれぞれ特徴がありますが、一番馴染みがあるトレード手法は、デイトレードではないでしょうか?
TVやインターネットでデイトレードで大儲けしたという話を聞いたことがある方も多いと思います。
しかしデイトレードはやみくもに行っても利益を出すことができるトレード手法ではありません。
今回は、デイトレードで利益を出すためのコツについて詳しく説明します。
この記事の目次
デイトレードとは
デイトレードとは、一日で購入から決済まで行うトレード手法になります。株式デモデイトレードを行うことは出来ますが、今回は、FXで利益を出すためのデイトレードについて詳しく説明します。
デイトレードのメリット
この章ではデイトレードのメリットについて説明します。デイトレードの主なメリットは4つあります。
一日で取引を完結させることができる
デイトレードの1つ目のメリットは、1日で取引を完結させることができることです。一般的な株式取引やFXの場合、1日で取引を完結させるのではなく、ある程度の期間、ポジションを保有すると思います。
ポジションを長期間保有するということは、相場の急変時に出くわす可能性が高くなるということです。
例えば、2015年に起きたスイスフランショックの時にスイスフランを買いで保有していた場合、目も当てられない損失を出したと思います。
ポジションを長く保有するということは、このような相場変動時の直撃弾を受けるリスクが高まるということなのです。
もちろん、デイトレードでもこのような、相場変動時に出くわすことはあります。しかし一日のうち決められた時間しか取引を行わないデイトレードの場合、ポジションをほったらかしにしておく一般的なトレードに比べて相場急変時に出くわすリスクを下げることが出来るのです。
精神的な負担が少ない
デイトレードの2つ目のメリットは、精神的な負担が少ないことです。デイトレードは、翌日に取引を持ち越さないことが大前提になるので、精神的な負担が少なくなります。
ポジションを翌日まで繰り越すトレードの場合、寝ている時間も相場が気になってしょうがありません。
相場が気になりすぎるあまりに睡眠障害などの健康に影響を及ぼすことさえあります。しかしデイトレードの場合、翌日にポジションを持ち越すことがないのでそのような心配が少なくなります。
もちろんデイトレードをして負ける日もあるでしょう。しかしポジションを翌日に繰り越す精神的ストレスがなくなることは、デイトレードの大きなメリットです。
検証することができる
デイトレードの3つ目のメリットは、検証することができることです。デイトレードは、1日で取引を完結させるのでトレード経験を得やすい取引になります。
日々、決められた時間だけ取引をすれば1ヶ月も立てば相当のトレード経験を積むことが出来ます。
トレード経験はたくさんあればあるほど検証がしやすいです。株式取引やFXの勝率を上げるためには、トレードの経験値を上げることは非常に重要です。
デイトレードはトレードの経験値を積みやすいトレード手法です。トレード経験をたくさん積むことが出来ることはデイトレードの大きなメリットなのです。
ある程度考えることができる
デイトレードの4つ目のメリットは、ある程度考えてからトレードをすることができることです。スキャルピングの場合は利益は出しやすいですが、1日に何度も取引をするのであまり考えてからトレードすることは出来ません。
デイトレードの場合、スキャルピングと違い1日のトレード回数は多くないのでしっかりテクニカル分析を行ってからトレードすることができます。
デイトレードのデメリット
デイトレードはメリットの大きい取引ですが、当然デメリットもあります。デイトレードの主なデメリットは、3つあります。
資金が底をつきるのが早い可能性がある
デイトレードのデメリットの1つ目は、資金が底をつくのが早くなってしまう可能性があることです。
デイトレードはスキャルピングに比べて1回当たりに目指す利益が大きくなります。当然損切りのラインもスキャルピングに比べて幅広く取ることになります。
デイトレードの場合は1回当たりの利益も大きい分、損失も大きくなってしまいます。損失を繰り返し出すと1回当たりの損失額が大きいのであっという間に資金が底をつきてしまう可能性があります。
手数料がかさむ
デイトレードのデメリットの2つ目は手数料がかさむことです。スキャルピングほどではないにしろデイトレードは取引回数の多いトレード手法です。
1回当たりの手数料は小さくても何度も取引することによって手数料の負担が重くなってしまうのです。
デイトレードを行う際は、手数料の低い証券会社を選ぶようにすることが重要です。
ポジポジ病になりやすい
デイトレードのデメリットの3つ目は、ポジポジ病になりやすいことです。ポジポジ病とは、ポジションを持っていないと落ち着かない状況のことをいいます。
このポジポジ病にかかってしまうと根拠なきトレードが多くなってしまいます。根拠なきトレードでも勝つことはありますが、いつか大負けして市場から退場になってしまいます。
ポジポジ病を防ぐことは意外と難しいので、ポジポジ病にならないようしっかりルールを作ることが重要です。
デイトレードで利益を出すためのコツ
デイトレードのメリット・デメリットについて理解頂けたところで、デイトレードで利益を出すためのコツについて説明します。
デイトレードで利益を出すためのコツはデイトレードを行う際の確固としたルールを作ることです。トレードルールがないデイトレードは必ず大負けします。
トレードのルールを作らないと感情に任せた取引になってしまうからです。デイトレードのルールを作る際の主なポイントはに2つあります。
シンプルなルールにする
デイトレードのコツの1つ目は、シンプルなルールにすることです。トレードルールを作ることは非常に重要ですが大きなポイントは、「シンプルでいつでも実践できるルール」にすることです。
いくら素晴らしいルールを作っても実践出来なければ何の意味もありません。難解なルールを作るよりも瞬時に判断することのできるシンプルなルール作りがデイトレードで勝つための大きなポイントになります。
損切り・利益確定・取引枚数を決める
デイトレードのコツの2つ目は、損切り・利益確定・取引枚数を決めることです。この損切り・利益確定・取引枚数はデイトレードのルール作りにおいて核になるものです。それぞれ詳しく説明していきます。
損切り
損切り・利益確定・取引枚数の中で最も重要なのが損切りです。
あらかじめ損切りのポイントを決めておかないと損切りを行うことが出来ずにあっという間に資金は減っていってしまいます。
読者の中には、「なんとなく損切りのポイントを決めて後はその時のトレード次第にしよう。」と思っている方もいるかもしれません。
しかしこれでは絶対に実際にその場面になった時に損切りをすることは出来ません。何故なら人の本能は、損切りを嫌がっているからです。
誰しも本能的に損を確定させることは嫌なのです。明確な損切りポイントをあらかじめ決めて強制的に損切りをできる仕組みを作らなければ損切りを行うことは出来ません。
デイトレードに限らず損切りをしっかり行うことが出来ることは資産運用にとって最も大切なことになります。
感情に流されるのではなくしっかりとした損切りのポイントをあらかじめ決めておきましょう。
デイトレードでおすすめの損切りのポイントは、通貨にもよりますが、米ドル/円の場合であれば、15pips~20pipsにしておくことをおすすめします。
このポイントまで下がってしまったら、ルール通り躊躇なく損切りをすることが重要です。
利益確定
デイトレードにおいて、利益確定のポイントを決めておくことも非常に重要です。
利益確定のポイントをあらかじめ決めておかないと薄利で利益確定を繰り返してしまうことになります。
人間は損切りと同じく本能で利益を失いたくない気持ちが働きます。少しの利益も逃したくないのです。
しかしFXで勝つためには利益は大きく損失は小さくすることが大前提です。しっかり利益を取れるように利益確定のポイントは少し大きめに設定することがポイントです。
デイトレードの場合、米ドル/円の場合、20pipsから40pipsが利益確定のおすすめのポイントです。
ある程度大きな利益を取れるように利益確定のポイントを設定するようにしましょう。
枚数(ロット数)
取引枚数を決めておくこともデイトレードのルール作りにおいて重要です。
一般的には、取引時間の長いスイングトレードや長期トレードは、枚数を少なく取引することがセオリーです。
ポジションを保有する時間が長いので相場急変時に対応するためです。取引枚数を多くしてスイングトレードや長期トレードをしてしまうとある時、資金が一瞬にして吹き飛ぶ可能性があるからです。
一方スキャルピングやデイトレードなど取引時間が短いトレードスタイルの場合は、枚数は多めに取引することがセオリーになっています。
ポジションの保有期間が短い分、リスクも少ないですが取れるpipsも少なくなるからです。あまり少ない枚数で取引をしても利益がほとんど出なくなってしまうのでデイトレードを行うときはある程度大きな枚数で取引をするようにしましょう。
まとめ
今回はデイトレードのコツについて説明しました。デイトレードは一般的なトレード手法なので知っている方も多いと思います。しかしデイトレードもしっかりトレード手法を理解しないと利益を出すことが出来ません。
是非この記事を参考に自分にあったデイトレードのスタイルを見つけて頂ければ幸いです。