資産運用を学ぶ

生涯所得を増やす4つの方法!まずは知るところから始めよう

ホームパーティーをする若者たち

あなたは、自分が一生で稼げるお金がいくらなのか、きちんと把握できていますか?

現役時代にきちんと稼いでおかないと、老後を迎えてからお金が足りなくなってしまうかもしれません。今のうちに生涯所得はどれくらいなのか知り、生涯所得を増やすためにできることをやっておくべきです。

この記事では、平均的な生涯所得の金額を紹介し、生涯所得を増やす4つの方法を解説していきます。たった4つしか方法は無いので、できるだけフル活用して所得を増やし、安心して生活できるようにしましょう。

生涯所得の平均的な金額

色々な人のライフステージを連想させる模型
「自分の生涯所得はいくらなのか?」と思っても、なかなか調べる方法がありません。なので、平均的な生涯所得を知ることで、「自分も一生でこれくらい稼げるんだな」という目安にしていただくのが良いと思います。

独立行政法人労働政策研究・研修機構では、生涯賃金についての調査を行っています。賃金とは、簡単に言うとボーナスなどを除いた給料のことで、会社員の給与所得のほとんどを占めるものです。

この機構が公表する「ユースフル労働統計」の2019年版では、フルタイムの正社員を60歳まで続けた場合、平均的な生涯賃金(退職金は含まない)は以下の表のとおりとなります。

男性 女性 男女合計
中学校卒 2億円 1億4000万円 3億4000万円
高校卒 2億1000万円 1億5000万円 3億6000万円
高専・短大卒 2億2000万円 1億8000万円 4億円
大学・大学院卒 2億7000万円 2億2000万円 4億9000万円

参考:ユースフル労働統計『生涯賃金など生涯に関する指標

男女合計は、夫婦ともに正社員で60歳まで働き続けた場合の生涯収入の目安とするため、筆者の方で算出しました。

いずれも正社員で比較しているのですが、女性より男性の方が高くなっています。管理職などの給料と地位が高いポジションは男性が占めている割合が多いため、平均の生涯賃金の集計結果にも反映されていると考えられます。なお、結婚や出産・育児を機に正社員から非正規社員やパートタイムに働き方を変える場合、上表の生涯賃金より少なくなると考えられるでしょう。

また、正社員と一口に言っても、ずっと一つの会社に勤め続けた人と何回か転職をした人とでは、違いが出てきます。業種によっても生涯賃金は異なります。

そのため上表はあくまでも目安ですが、男性は2億~3億円、女性は1億~2億円くらいが平均と考えられます。ボーナスがある会社なら、プラスアルファで稼げます。この表を見て、自分が稼げるお金って〇億円くらいなんだ、と体感することで、意外と多い・少ないと気づいていただければと思います。

生涯支出の平均的な金額

生涯支出は、求める生活レベルや子供の有無や人数、進路によって大きく異なります。そのため平均を算出するのが難しいのですが、一般的には「夫婦で3億円前後」とされています。これは子供の大学進学費用など夫婦ではなく子供のために使うお金も含まれます。

先ほどの生涯賃金の男女合計を見ると、いずれも3億円は超えているので、男女ともに正社員で新卒から60歳まで働き続ければ、生涯での収支はプラスになります。しかし早期退職したり、正社員以外の働き方に変えたりして収入が減った場合、生涯での収支がマイナスになってしまう可能性があります。

収支をプラスにするためには、生涯所得を増やすしかありません。今からできる生涯所得を増やす方法について、次の項目から詳しく解説していきます。

生涯所得を増やす4つの方法

お財布片手に笑顔の女性
生涯所得を増やす方法は、大きく分けて次の4つしかありません。たった4つしかないので、できればすべてフル活用するのがおすすめです。

  1. 給料の高い会社に就職・転職
  2. 副業で稼ぐ
  3. 節税して所得を増やす
  4. 資産運用・投資でお金を増やす

給料の高い会社に就職・転職

学生の方は給料の高い会社に就職し、既に会社員の方は今より条件の良い会社に転職することで、生涯所得はグッと上がります。本業で得られる収入を増やすのが一番効果的なので、会社選びの際は給料を調べることを忘れないでください。

しかし、学歴や職歴によっては高給な会社を選べる状況にない方もいます。また、いくら高給だからといって興味がない仕事や嫌な仕事では、定年まで続けられないかもしれません。さまざまな事情から、給料以外のポイントで会社を選ぶ方も多いでしょう。

そのような方は、これから説明する副業などの方法も併用して収入を増やしましょう。

副業で稼ぐ

副業をすれば、本業と副業の2つから収入を得られるので、生涯所得が増えます。民間の企業では副業解禁の動きがあり、今までよりは副業への後ろめたさが小さくなってきています。

最近ではコンビニやガソリンスタンドのアルバイトだけでなく、土日だけウーバーイーツの配達員をやるサラリーマンが増えてきています。また、クラウドソーシングで仕事を受注し、サラリーマンとフリーランスの二足の草鞋を履いている人もいます。

ただし、公務員など副業が禁止されている職種の方は、副業はやめておきましょう。また、世間的には副業解禁ムードですが、自分の会社では副業への風当たりが強いからやりたくない、という方もいるでしょう。そのような方は節税や資産運用など、これから解説する方法を試してください。

節税して支出を減らす

節税は「課税される所得を圧縮する方法」なので生涯所得を増やす方法ではないのですが、支払う税金を減らすことで手取りを増やすことができます。本業や副業と違って稼ぐお金を増やすのではなく、制度を活用するだけで手取りが増えるので、仕事をする体力や手間がいらずお得な方法です。

例えば、ふるさと納税は活用していますか?ふるさと納税とは、全国の自治体の中から自分が選んだ自治体に寄附をする制度で、寄附控除の対象となるため節税することができます。自己負担の2000円を除いた全額が寄附控除の対象となります。

イメージとしては、従来の住民税を支払う代わりに、自分が選んだ自治体に寄附をする、という感じです。そのため金銭ではお得感は感じにくいのですが、ふるさと納税した人に返礼品を送る自治体があり、返礼品の分は確実にお得です。お肉や果物など地域の特産品が返礼品になっていることが多く、生活費の節約もできます。

他にもサラリーマンが使える節税制度はたくさんあり、住宅ローン控除、生命保険料控除、地震保険料控除、医療費控除などがあります。住宅ローンや生命保険料などは生きていくための必要経費でもあるので、支払っている人も多いはずです。これらの支払いがある人は所得税や住民税が軽くなるので、控除の制度を利用しましょう。

資産運用・投資でお金を増やす

副業や節約を頑張っている貯金への意識が高い人でも、意外と資産運用や投資はやっていないことが多いです。しかし投資は不労所得を稼げるので、生涯所得を増やしたいなら始めるべきです。

投資は企業などに出資し、企業の利益の一部をもらうことで儲ける方法です。企業は投資家のお金を元手に好きなビジネスができるので、投資は企業にも投資家にもメリットがあります。よく「投資なんてギャンブルだ」と言う人がいますが、それは違うのです。

株式や国債などさまざまな商品がありますが、初心者におすすめなのは、投資信託です。投資信託は投資会社のプロがお金を預かって運用してくれるので、知識や経験が浅い初心者でも始めやすく、失敗しにくいです。

投資で不労所得が少しでも稼げれば、生涯所得を増やすことができます。本業が忙しくて副業をする暇なんて無い、という方にもおすすめです。

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ゆとりある老後の暮らしをするために

投資セミナーに参加する男性
生涯所得の平均的な金額と、生涯所得を増やす方法について解説してきました。

男性は2億~3億円、女性は1億~2億円くらいが平均で、この金額だけ見ると多いのですが、夫婦の生涯支出も3億円前後と大きな金額です。生涯での収支がマイナスになって老後にお金に困るようなことがあっては大変です。今から生涯所得を増やす方法を考えなければなりません。

そこでおすすめするのが、条件の良い会社への就職・転職/ 副業/ 節税/ 資産運用・投資の4つです。

特に節税と資産運用・投資は、「なんだか難しそう」という理由で取り組んでいない人が多く、とても残念です。
資産運用・投資のセミナーは無料で受講できるものが多いので、まずは新しい知識を入れる感覚で、気軽に参加してみることをおすすめします。

生涯所得を増やす方法はたった4つしかないので、これら2つの方法にも取り組んで、ゆとりある老後の暮らしをしましょう。

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