デイトレで利益を出すための銘柄の選び方とコツ

株式の取引方法には様々な取引手法があります。株式取引の主なトレード手法は、デイトレード、スイングトレード、長期トレードなどがあります。

株式取引のトレード手法で特に人気が高いのがデイトレードです。デイトレードは、1日で取引が終わるので、短期で利益を狙いたい投資家の方に特に人気のある取引手法になります。

しかしデイトレードで利益を出すためには、銘柄選びが非常に重要です。今回はデイトレードの銘柄選びについて詳しく説明します。

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デイトレードとは

デイトレードとは、1日で取引を完結させる取引です。

1日という短期間で利益を出すことができるので非常に人気のあるトレード手法で、デイトレードには様々なメリットがあります。
デイトレードの主なメリットは、短期で利益を出すことができること・精神的な負担が少ないことです。

デイトレードはその日中に取引を完結させることができるので1日という超短期間で利益を出すことができます。

またデイトレードは翌日にポジションを持ち越すことがないので精神的な負担が少ないことも大きなメリットです。

翌日にポジションを残してしまうと明日の株価どうなるかどうしても気になってしまうので、経済ニュースを常時気になってしまうことになります。

実際に株式トレードをしたことがない方にはあまり分からないかもしれませんが、ポジションを持ち越す精神的な負担は非常に大きい物です。

デイトレードで利益を出すための銘柄選びとは

デイトレードのメリット、デメリットについて理解して頂けたところでデイトレードで利益を出すための銘柄選びについて説明します。

デイトレードで利益を出すための銘柄選びのコツは主に3つあります。

値動きのある銘柄を選ぶ

デイトレードで利益を出すための銘柄選びのコツの1つ目は、値動きのある銘柄を選ぶことです。

デイトレードは1日で利益を出す取引手法になります。株式取引時間は平日(土曜・祝日除く)9:00~15:00です。(11:30~12:30は休憩時間)

この短い取引時間で利益を出さなければいけないので値動きがない銘柄では利益を出すことはできません。

一般的に大型銘柄と呼ばれる東京証券取引所1部に上場されている大企業の銘柄は値動きが少ない傾向にあります。

[blogcard url="https://investors.camp/nikkei-average225/#i-8" title="日経平均株価一覧
" description="日経平均株価に採用されている225社について記載しておきます。どの企業も効き馴染みのある会社ばかりであると思います。"]

配当や株主優待狙いの方にとっては値動きが少ないほうが安心して株式を保有できるということはありますが、デイトレードの場合は、値動きがないと利益を出すことができないのでデイトレードをする時は値動きのある銘柄を選ぶようにしましょう。

具体的な小型株での取引をおすすめします。小型株とは、規模が小さい銘柄です。今後の成長を期待できる銘柄でもあるので値動きが大型株に比べ非常に激しいことが特徴です。

値動きが激しいことは、長期トレードの投資家の方にとっては怖いことであると思いますが、デイトレードで利益を出すためには必須の要素になります。

取引量が多い銘柄を選ぶ

デイトレードで利益を出すための銘柄選びのコツの2つ目は、取引量が多い銘柄を選ぶことです。

取引量が多い銘柄というのは、すぐに売買できる銘柄であるという意味です。取引量が少ない銘柄の場合、希望の株価で売買できない可能性が強くなります。

何故なら株式取引というものは「この値段で買いたい人とこの値段で売りたい人」がいなければ成立しないからです。

デイトレードの場合、少ない値幅を狙うことも多いので希望の株価で売買できることは非常に重要です。

デイトレードをする際は、希望の株価で売買できるように取引量が多い銘柄を選ぶようにしましょう。

話題になっている会社の株を選ぶ

デイトレードで利益を出すための銘柄選びのコツの3つ目は、話題になっている会社の株を選ぶことです。

大きなニュースが出た株式は多くの投資家から注目を集めることになるので、取引が活発になる傾向にあります。

いいニュースが出た場合は、上昇基調に株価は当然なるので多少高値で買ってもデイトレードであれば十分利益を出すことができる場合が多いです。

デイトレードを行う際は、企業業績や新商品の開発などのニュースに注目するようにしましょう。

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デイトレードを行う銘柄のスクリーニングのコツ


この章ではデイトレードを行う銘柄を選ぶ際に行うスクリーニングのコツについて説明します。

先程の章で、デイトレードに適した銘柄について説明しました。しかしより具体的な方法について知りたい方も多いと思います。

デイトレードを行うための銘柄選びに重要なのがスクリーニングです。スクリーニングとは、様々な基準を設けてその基準をすべてクリアした銘柄を抽出していくための作業のことをいいます。

しっかりとしたスクリーニングの基準を作ることができれば、いざデイトレードをする時にスムーズに行うことができます。

この章ではデイトレードに適したスクリーニングの基準について説明します。スクリーニングのポイントは主に3つあります。

株式市場が上昇傾向であるかどうかを見る

スクリーニングのポイントの1つ目は、その日の株式市場が上昇傾向であるかどうかを確認することです。

株式取引は9:00から開始ですが、9:00になる前でも今日の株価の流れを予想することはできます。

その日の全体の株価の流れを予想するために主に利用するものは3つあります。1つ目は、前日のニューヨークダウやS&P500の株価です。

日経平均株価やTOPIXは、前日のアメリカ市場の株価の流れを引き継ぐことが多いので前日のアメリカの株価について確認することは重要です。

2つ目は、日経平均株価の先物の動きを見ることです。日経平均株価には先物と呼ばれる株価があります。日経平均株価の先物の株価は、9:00から始まる日経平均株価の前に出ています。日経平均株価は先物と同じような動きをすることも多いので日経平均株価の先物の株価についても確認するようにしましょう。

3つ目は、為替の動きを見ることです。株価は為替によって大きく左右されるので為替の動きは非常に重要です。

為替の中でも圧倒的に取引量が多いドル/円の動きについてはよく見ておくようにしましょう。基本的には、円高になっていれば株価も安くなる傾向にありますし、円安になっていれば株価は上昇しやすい傾向にあります。

以上3つのポイントを確認することによってその日の市場全体の流れについてある程度予想することが出来ます。

値上がり率ランキングを利用する

スクリーニングのポイントの2つ目は、株価の値上がり率ランキングを利用することです。株価の値上がり率ランキングとは証券会社が発表しているその日の株式の値上がり率ランキングになります。

東京証券取引所1部や2部、新興市場であるマザーズなど市場ごとに値上がり率ランキングを出すことができます。

値上がり率ランキングを見ることによってその後も値上がりしそうな株を選ぶことができます。

上昇期待できる株価のチャートを見る

スクリーニングのポイントの3つ目は、上昇が期待できる株価のチャートを見るようにしましょう。

前述のポイント2つである程度、候補の株式が出てくると思います。デイトレードの候補の株式が絞られてきたら、デイトレードの候補に入った株式のチャートを見ることによってエントリーのタイミングを決めます。

エントリーのポイントでおすすめなのは、一時的に下げている株式を選ぶことです、全体的には上昇傾向の株式で株式の取引時間中ずっと上昇していることはあまりありません。

一時的に下げてもその後すぐに上昇傾向に戻ることはよくあります。少し下げたタイミングで株式を買うことによってその日中に利益を出すことができる可能性が高くなります。

デイトレードの銘柄選びの注意点


今までの所でデイトレードの銘柄選びのポイントについて説明しました。デイトレードはうまく銘柄選びができれば短期で利益を確保できる優れたトレード手法になりますが、注意点もあります。

デイトレードの銘柄選びの主な注意点は2つあります。

選んだ銘柄で常に勝てるとは限らない

デイトレードの銘柄選びの注意点の1つ目は、選んだ銘柄で常に勝てるとは限らないことです。

デイトレードに限らず株式投資で百発百中はあり得ません。勝つときもあれば負けるときもあります。

もし選んだ株式が自分の予想に反した動きをした時は躊躇なく損切りをするようにしましょう。損切りができないとデイトレードで勝つことはできません。

特に初心者の方は損切りを嫌がる傾向にあるので、デイトレード始めたての際は、利益を出すよりも損切りをしっかりして大きく負けないことを心がけましょう。

損切りをしっかり行い大きく負けなければ必ずいつか勝てるときがきます。まずはデイトレードの経験値を積むことが重要になります。

[blogcard url="https://investors.camp/trade-tips/#i-11" title="デイトレードで利益を出すためのコツ
" description="デイトレードで利益を出すためのコツはデイトレードを行う際の確固としたルールを作ることです。トレードルールがないデイトレードは必ず大負けします。"]

同じ資金で同じ銘柄を再度買うことはできない

デイトレードの注意点の2つ目は、同じ資金で同じ銘柄を買うことができないことです。

株取引きでは差金決済という決まりがあります。差金決済とは「一日の中で同じ銘柄を買って売ってまた買う、ということができません。」という決まりです。

もし同じ銘柄を2度売買したければ資金を倍用意する必要があります。

もし何度も同じ銘柄で取引をしたい場合は、ある程度大きな資金を用意するか、信用取引を利用することが必要になります。

信用取引については別記事にて詳しく説明します。

まとめ

今回は、株式取引のデイトレードについて説明しました。デイトレードを成功させるには何よりも銘柄選びが重要になります。是非今回の記事を参考にデイトレードに適した銘柄選びについて理解して頂ければ幸いです。

皆さんがデイトレードで大きな利益を出すことを心より祈っております。

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